こんにちは。
Rayです。
今回は、我が家の予算の考え方というか、最終的にどのように予算を積み上げて、住宅ローンの金額を決定したのか、ご紹介しようと思います。
仕分けと比較を徹底的に
その前に、私は石橋を壊れるほど叩く慎重派なので、こと予算のことになると、とっても細かいらしいです(夫曰く)。
なので、予算にゆとりがある方、細かいことは気にしない!という方には、今回の記事は参考にならないかもしれません|ω・`)
私と同じように、どう家づくりを進めていったら良いかお困りの方に、少しでも参考になるところがありましたら、嬉しいです。
Ray家の住宅ローンは分割ローン
以前、我が家の住宅ローン事情をお伝えしていましたが、
過去記事はこちら↓
住宅ローンとRay家の選択 Part1 ~検討した金融機関~
・・・・・ということで、最終的に、我が家は分割ローンを組むこととなりました。
過去記事でも書いていますが、通常、土地のみ購入で住宅ローンを組むことはできません。あくまで、居住する住宅を建てるために特別な金利で組めるローンが住宅ローンなのです。
金融機関によっては、HMが決定し、見積書や契約済みの請負工事契約書を備えることによって、土地購入時から土地+建物の代金をベースに融資実行してくれる場合があります(先行融資)
しかし、我が家は、土地代金支払い時には、まだHMとの契約が済んでいない状態。
でも、土地代金支払い時(土地引渡し時)には、融資を実行して欲しい!(でないと、代金が払えない・・・・)
ということで、分割融資をお願いすることに。
住宅ローン 地方S銀行の分割ローンの流れ
我が家で住宅ローンをお願いしたS銀行の全体的な流れとしては、
①まず、土地+建物をベースに合計の融資金額で仮審査を申し込み
土地購入前
②自己資金等の内訳を考えて、土地代金支払い時の融資額決定
③②の住宅ローン本申し込み
④③の結果を受けて、土地引渡し前に金銭消費貸借契約締結
⑤土地代金支払い時に融資実行(お金の流れ:銀行⇒Ray⇒売主(土地代金)・不動産会社S社(仲介手数料))
建物契約前
⑥自己資金等の内訳を考えて、建物代金支払い時の融資額決定
⑦⑥の住宅ローン本申し込み
⑧⑦の結果を受けて、契約時金支払い前に金銭消費貸借契約締結
⑨契約時金支払い前に融資実行(お金の流れ:銀行⇒Ray⇒HM(タイミングに応じて契約時金・中間時金・完成時金を支払う)
という流れになります。
金融機関によっても違うと思いますので、必ずご希望の金融機関にご確認くださいね。
家づくりも家計簿に同じ~Ray家の考え方~
さて、住宅ローンを組む際に予算と費用を計算するわけですが、私が思うポイントは3箇所です。
①の時は、おおよその金額で仮審査(上限額で考えておくと良いと思います)
②の時の金額は、慎重に。融資実行と同時に返済が始まるため、賃貸に住んでいる間、住居費とローンの返済のWになります( ノД`)
⑥の時の金額は、建物に係る金額を慎重に仕分けし、不足のないように、また超過しすぎないように、しっかり計算する
文字にすると、ほんと当たり前のことなのですが。
一番大変なのは、⑥だと思います。
というのも、マイホームを建てる多くの方にとって、いろいろなことが初めてのことだからです。
HMさんに見積書をいただいても、会社によってバラバラですし・・・・。
割とよくあることかと思いますが、本契約の後、細部を詰めていって費用が超過するパターンも忘れてはいけません。
それくらい、HMさんの見積書って、丼というか。
一式っていう言葉、よく見ますよね。まとめられてしまうと、数量を補正したいときとか、とってもわかりにくいのです・・・・・
私もとにかく良くわからなくて、というか、HMによって全く違うものだと思い込んでいたので、はじめはあまり気にしていなかったのですが、何社も見積書をいただくうちに、いい加減、見比べるのに疲れてしまって。
夫なんて、比較すらしなかったですからね(・ω・`彡 )з
(細かな作業になると、夫、モチベーションがダダ下がりなんです・・・・・)
しかたないので、調べ物の鬼と化した私、とにかく検索しまくりました。
探したのは、家づくりの支出項目の雛形。支出リストです。
それさえあれば、ある程度の目安になる!と思ったのですが。
しかし、残念ながら見つけることはできませんでした・・・・・○| ̄|_
さすがに赤裸々すぎるためか、皆様そこまでは公表されておらず。
正直、家の大きさとかグレードは人それぞれなので、金額を知りたいというよりは、「どんな支出項目があるのか事細かに」知りたかったのですが。
で、効率の良い方法を見つけました。
HMさんに、かかると思われる費用は、火災保険料や登記費用等の諸費用をすべて盛り込んで、できれば、細かな項目ごとに、見積書を作成いただけるようお願いしました。
これを、絞り込んだ3社にお願いしたのです。
で、あがってきた見積書。
共通項目とその会社独自の項目に分けて、比較できるようにし、できれば、固定費と流動費に分けます。
片方にはあって、他にはない項目というのも出てきます。
その項目がどういうものなのか仕分けし、必ず発生するものは固定費へ。
ちなみに、流動費は、オプションにあたる部分が多くなり、増額または減額できる部分になりますから、これをしっかり数字として視覚化できるというメリットも生まれます。
イメージとしては、そう、家計簿です!
大変ですが、複数社に見積書をお願いすることで、項目の漏れや不足が防げますし、必ず必要となる経費についても理解しやすく、比較もしやすくなります。
可能なら、Excelにまとめておけば、追加の項目が出てきた際には、都度、行を追加して管理することができますし、これに、不動産取得税等の税金までプラスしておけば、かなり精度の高い予算の一覧が出来上がります。
細かい作業が苦にならない、きちんと管理しておきたいという、家計簿付けるのがお好きな方にはオススメです。
ただ、作業していて気がつきましたが、やっぱりテンプレ化するのは難しいですね。
だって、工務店やHM毎に、項目がだいぶ違うんですもの~(;д;)
ポイントは、最終候補の2.3社に絞って詳細な見積もりを出してもらうことです。
でないと、ムダが多くなりますし、HMさんとも、だいぶ打ち合わせして詳細を詰めないと、項目の意味がないので。
契約前に、しっかりと細部まで打ち合わせをし、不明点はどんどん質問しておくことをおすすめします。
細かいことはヤダ??!という方には、項目はとにかく、新築するにあたってかかる費用を全て盛り込んでもらった合計額で比較してくださいね?(*^^*)
結果的に、我が家がお話を聞いたHMさんは、皆さん、どんぶり勘定な感じだったので、私が納得できず、細かく仕分けした感じでした。
比較が終わってみると、自己満足感が否めないですが(。-_-。)
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、お話を進めるより良かったかな、という感じです。
契約前に、とことんお付き合いしてくれたHMさん皆様に感謝です♫
最後までお読みいただきありがとうございます✩