キッチンの床はタイル?それとも木製?使い勝手と見た目をトータルで考える

こんにちは。

Rayです。

キッチンへの情熱が止まらない今日この頃です!

さて、キッチンプランを進める上で、多くの方が、油や水はねの気になるキッチンのフローリングは何にしよう???と考えるのではないでしょうか。

我が家も、当初はタイルのフローリングに憧れて、キッチンは絶対タイル!と決めていました。

キッチンの床はタイル?それとも木製?

はじめは、キッチンの床はタイルと決めていた私ですが、家づくりが進む中で、少しずつ考えが変わり、最終的に我が家が選んだのは、LDK全部まとめて無垢フローリング!

本人もビックリの180°方向転換です!

本日は、キッチンのフローリングについての考察と、我が家の軌跡をお伝えします。

キッチンのフローリングの種類

キッチンのフローリングで主に使用されるのは、タイル、クッションフロア、Pタイル、木製フローリングなどが一般的かと思います。

それぞれのメリットデメリットは以下のとおり。

タイル

デザイン性が高く、耐久性・耐水性に優れています。

経年による劣化が少なく、タイルや目地の色を上手く選べば、古くなっても味が出そうなところが、我が家好み。

一方で、硬い素材のため、お皿を落とした場合などは、ほぼ割れてしまうと考えたほうが良いようです。

また、冷たい質感のため、夏は涼しいですが、冬足回りが冷え込むため、床暖房を採用される方向きかもしれません。

水回りで使用するため、大理石調のものは滑りやすい場合もあるので、選ぶ時に表面加工に注意したほうが良い場合も。

クッションフロア

塩化ビニールを使用した素材のため、耐水性が高く、汚れがつきにくい素材なので、キッチン等の水回りで多く使用されます。

適度な弾力があるため、足腰が疲れにくく、お皿を落としても割れにくいというメリットがあります。

価格が手頃で、大理石調等の柄のバリエーションも多く、リフォーム時の張替えも楽なので、定期的に張り替えたい場合にも良いかもしれません。

Pタイル

塩化ビニル樹脂等の原料をタイル状に加工したフローリング材です。

比較的硬く、耐久性・耐水性に優れており、こちらも水回りに多く使用されます。

色や柄のバリエーションも豊富で、価格も手頃というメリットが。

木製フローリング

木製フローリングのうち、単相(無垢材)と複合フローリングでも異なってきますが、上記のタイルやクッションフロア等に比べると、耐水性で劣る場合も。

複合フローリングについては、耐水性が高いもの、表面加工に工夫がされているものがありますので、メンテナンスを簡単にしたい場合は、複合フローリングが適している場合も。

一続きのLDKで一体感を重視したい場合は、すべてフローリングという選択肢になるかもしれません。

当初キッチンの床にタイルを希望していた理由

そもそも、一番始め、キッチンの床にタイルを希望していた理由は、

油はね、水はねに強い

我が家はⅡ型キッチンのため、水はねが多そう

汚れに強く、お手入れも楽チン

経年劣化が少なく、カッコ良い

キッチンマットが嫌いなので、敷くつもりがない

ざっと挙げるとこんな感じでした。

タイル床のキッチンへの憧れもありましたしねヽ(・∀・)ノ

やっぱり、タイルの床、素敵なんですもの~♫

最終的にキッチンのフローリングに無垢床を選んだ理由

ほぼタイル一択で進んでいた我が家ですが、家づくりが本格的に進んでくると、我が家の絶対譲りたくない希望や、課題が浮き彫りに。

まず、我が家のコンセプトとして

LDは無垢フローリング

床暖房は導入しない

は絶対でした。また、コンパクトな我が家としては、広さを求められない分、見た目を重視したいというこだわりも。

実際にタイルの施工で検討すると、必ず考えなければならないのが、どこからタイルにするのか、ということ。

同じフロアで異なる床材を使用する場合、必ず、床材が切り替わるところに見切り材というのが入ります。

本当にしょうもないことなのですが、この見切り材が、どうも気に入らなくて。

タイルを使用する場所をキッチンの一部、LDから見えづらい位置に限定したとしても、見切り材は必要です。

汚れの溜まりやすいキッチン周りのフローリングは、できるだけシームレスにしたい。

でも、この見切り材によって、どうしてもワンフロアをシームレスにしたいという希望を実現することができないのです。

お掃除が得意ではない私には、結構大きな問題です・・・・・・

ここで、我が家の場合、キッチンのみタイルにするメリットが少ないことに気づきました。

見切り材がどうしてもイヤ

広い家ならまだしも、コンパクトな我が家の場合、続きのLDKの途中でタイルに切り替えた場合、分断された感じになり、室内が狭く見えてしまうかも

Ⅱ型&アイランドタイプのキッチンの場合、見切り材が2箇所以上に必要

床暖房を使用しないため、タイルにすると冬寒そう

LDKの一体感を重視すると、続きでフローリングが理想的

熟慮の末、我が家はLDKすべてを無垢フローリングにすることに。

汚れ対策については、キッチンを使用するたびにお掃除するのが一番となりました。

(↑これが一番問題なのですが・・・・。対策についてもいろいろと検討しているので、後日またご紹介しますね)

ちなみに、水回りで敬遠されがちな無垢床ではありますが、我が家のフローリングは硬い広葉樹の床材にウレタン塗装の予定なので、耐水性・耐傷性は高めのものを選択しています。

これにより、思い切って、キッチンの床に無垢フローリングを選ぶことになりました。

憧れのタイル床のキッチン・・・・残念ながら我が家では採用ならず!

完全独立タイプのキッチンや、ダイニングとキッチンの両方をタイルにする間取りだったら、タイルを採用していたかもしれませんが、今回のプランには合わなかったということで・・・・・。

素敵なキッチンの実現に向けて、引き続き頑張ります!

最後までお読みいただきありがとうございます✩

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