フローリングの質感を決める要素って何?インテリアとフローリングの関係性を考える!

こんにちは。

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まだまだ寒さが厳しい毎日ですが、立春を過ぎて、晴れた日は陽射しが暖かく感じるようになってきました。

春の訪れが待ち遠しくはありますが、なんといっても花粉症の私。

最近、目の端っこがむず痒くなる時があり、若干憂鬱な気分になっています・・・・・

さてさて、気持ちを切り替えて、先日に引き続きフローリングについてです!

フローリングの質感を考える

実は我が家、ビルダー決定前に、散々フローリングで悩んだ時期があり、思い入れが盛りだくさん。

その時の記事がこちら

フローリングの種類~無垢材と複合フローリングの考察:傷は味で凹みは想い出~
こんにちは。 Rayです。 マイホームを検討し始めた時、全く予算の制限がない方は、なかなかいらっしゃらないと思い...

ちなみに、前回の記事でも書きましたが、個人的に、フローリングで部屋全体の雰囲気の決め手になる要素は、

①カラー

②幅

③質感

③レイアウト(貼り方)

だと思っています。

※あくまで、見た目重視、素人の私の見解です。

①②については、過去記事をご覧下さい。

フローリングの色とインテリアの素敵な関係性
おはようございます! Rayです。 本日も、お忙しい中ご訪問くださり、ありがとうございます☆ ...

フローリングの幅で変わる視覚効果!幅と湿度の関係性を考える!
こんにちは。 Rayです。 本日も、お忙しい中ご訪問くださり、ありがとうございます☆ 体調不良の子...

本日は、③の質感についての考察です。

無垢、複合フローリングの違いやメリット・デメリットについては、以前、散々検討しましたが、質感の違いは、無垢か複合かの違いだけではありません。

樹木の種類、表面の加工や塗装の有り無し、塗料の種類によって、質感は変わるもの。

たとえば、同じ塗料でも、樹木の種類によって浸透具合や発色が異なり、同じ色とは思えないほど違ってしまう場合もあるのです。

そして、経年の変化もそれぞれ異なってきますので、好みのスタイルや、メンテナンスの頻度等、多角的に考えるのが良さそう。

まずは、質感を構成する要素を、私個人の独断と偏見で仕分けしました!

①フローリング表面の加工(浮造や、人工的なスクラッチ加工、横溝の有り無し等)

②使用する塗料は浸透性塗料かコーティング塗料か

③表面の光沢

④木目の美しさ

フローリングの質感は、これらの要素で成り立っています。

※くどいようですが、私個人の独断と偏見に・・・以下略

①フローリング表面の加工(浮造や、人工的なスクラッチ加工、横溝の有り無し等)

フローリングの表面加工は、いわゆる床の表情になる部分かな、と思います。

スクラッチや横溝、浮造があることで、平面的なフローリングに、立体的な表情が出ます。

一方で、溝に埃や汚れが溜まりやすいとうデメリットも。

②使用する塗料は浸透性塗料かコーティング系塗料か

フローリングの塗料は、フローリングを長く使用するために保護する被膜として使用されます。

木材の呼吸が可能な浸透性の塗料と、表面をコーティングする役割に秀でた、ウレタン塗料等のコーティング性の塗料に大別されます。

床材を保護する役割としては、ウレタン塗料等のコーティング性塗料が強く、持ちは良いのですが、残念ながら、永久的に性能が続くわけではありません。

よって、塗料の矧げ、凹み等によるメンテナンスは必須になりますが、ウレタン塗料は取り扱いが難しく、業者による専用のメンテナンスが必要になるケースがほとんどとか。

一方で、浸透性塗料である、オイルや蜜蝋ワックスなどは、塗膜が薄く、ウレタン塗装に比べてメンテナンスの頻度が多くなりますが、汚れや凹みも、サンダーで削って塗料を塗り込むという、シンプルなスタイルのため、DIYで十分対応可能というメリットがあります。

というわけで、長い目で見ると、メンテナンスが楽ちんなのは、浸透性塗料かもしれませんね(´∀`)

③表面の光沢

表面の光沢は、好みが大きく分かれるところですが、個人的に、遠景で見たフローリングを印象付ける、大きなファクターだと思っています。

つやっつやのフローリングか、光沢を抑えた床、または全く艶なしの床が良いかは、インテリアの好みによるところも大きいですよね。

トラディショナルな雰囲気や、モダンスタイルの場合は、光沢がある床で高級感を演出できますが、ナチュラルスタイルや、ビンテージスタイルの場合は、光沢を抑えたほうが、インテリアに馴染みます。

また、ラグやカーペットをどのくらいの広さで設置するのかによっても、印象は変わります。

欧米のように、階段や廊下に絨毯を敷く場合は、フローリングの面積が少なくなりますから、ある程度、フローリングの光沢があったほうが、上品で高級感のある仕上がりになるような気がします。

④木目の美しさ

最近では、素敵な複合フローリングがたくさん販売されているので、木目の美しさは、無垢材だけのものでもないようです。

節が多めの樹木を選んだ場合は、カジュアルでナチュラルな雰囲気になりますし、節が少なく大人しい木目の樹木を選ぶと、落ち着いた印象になります。

多くの場合、木目×カラーによって、全体の雰囲気が決まります。

この辺りは、完全に好みになると思うので、木材と塗料のサンプルや、施工事例をしっかり確認して決定した方が良さそうですね。

さてさて、我が家でフローリングの種類を検討しはじめた時は、なかなか決めることができませんでした。

一時期は、アカシア(ミモザとも言うようです)という木のフローリングに心惹かれたのですが、残念ながら、お手頃で良さそうなフローリング材が入手できず・・・・

アカシアの木目はこんな感じです↓

ウォールナット系の色で塗装すると、さらに渋みが増してワイルドで素敵です!↓

木目がクッキリ美しくって、夫婦で一目惚れ(´∀`)

個性的な家づくりを目指されている方には、ぜひオススメしたい建材です✩

できることなら、私たちもアカシアのフローリングにしたかったのですが、残念ながら、叶わず・・・・・

同じように、木目がクッキリしている北米産のヒッコリーで施工してもらうことにしました!

無塗装のヒッコリーはもっと木目が派手なのですが、さすがにそこまでの冒険心はなく・・・・

最終的に、ミディアムブラウンで塗装されているフローリングを選びました。

はてさて、我が家に似合うのかどうか・・・・・

次回、フローリングのレイアウトに続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます☆

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