おしゃれなだけじゃない快適な家づくりのために~断熱の考察Part.1~

こんにちは。

おしゃれなおウチに住みたい!でも、快適な家でなければ意味がない!

ただし、予算はそんなにありません!

・・・・・どうも、わがまま言いたい放題のこだわり施主、Rayです。

さて、基礎工事が終了した段階から、なかなか進まない現場ですが、考えてもモヤモヤするだけなので、現実逃避のため 備忘録として、プランニングするにあたって調べたことを、少しずつまとめています。

素人のRayが、ネットを駆使して集め、まとめた情報ですので、ご自身の家づくりの参考にされる際は、HMさんや建築士さんなど、専門家の方に、あらかじめご相談なさってみてくださいね。

今回は、断熱についてです。

おしゃれなだけじゃない快適な家づくりのために

 断熱工法のいろいろ

TVを見ていると、たまに外張り断熱で快適!なんて、ハウスメーカーのCMを見かけることがありますよね。

私も当初は、外張り断熱と充填断熱、どちらが良いのかな~なんて考えていましたが、それぞれにメリット・デメリットがあるようです。

 外張り断熱のメリットデメリット

外張り断熱は家全体を断熱材で覆うため、壁内の結露がしにくいというメリットがあります。
また、家の構造体が傷みにくく、長寿命が期待できるそう。

一方で、柱から外側を包み、その外側に外壁を施工する形になるので、壁厚が増し、コストアップの原因となること、外張りの断熱には施工上、断熱材の厚みに限界があることが、デメリットに挙げられます。

 充填断熱のメリットデメリット

壁内に断熱材を充填するため、断熱材の厚みによって、高断熱を実現することができます。

一方で、筋交いや柱部分には断熱材を充填することができないため、断熱材が途切れるところが出てきます。壁内の結露について、しばしば取りざたされるのは、主に充填断熱の方です。

一般的には、外張り断熱と充填断熱の違いは、このように言われているみたいです。

余談ですが、最近では、両者を併用した「付加断熱(W断熱)」という考え方もあるそうです。

世界最高省エネ基準と言われるドイツのパッシブハウスも、気になります!

いろいろ調べすぎて、ここで全てをご紹介するのは難しいのですが、最終的に私が行き着いた結論は、工法だけでなく、用いる断熱材によっても、断熱性能が違ってくるわけなので、一概に比較するのは難しいということです。

具体的に、工法と断熱材、断熱材の厚みのすべてを考慮しない限り、比較をする意味はないと言いますか。

それぞれにメリットがあるので、どちらを選ぶにしろ、適した断熱材を用いて、適切に施工すれば、断熱性能について大きな問題が出てくることはまずなさそう。

逆を言うと、充填断熱の内部結露や外張り断熱の外壁の安定性など、それぞれに考えられるデメリットの多くは、適切にしっかりと施工されなかった場合に発生するようなのです。

 我が家の断熱は充填断熱です

では、なぜRay家は充填断熱を選んだのか???

それは、Kホームさんが充填断熱onlyだったからです!

ここまで、いろいろ調べておいて、なんて安易な!と思いますよね????

これには、ちゃんとワケがあるのです。

我が家は、2×6工法の輸入住宅なので、もともと充填断熱の仕様であり、HMさんとしても、外張り断熱という考え方をされていないのです。

HM選定の際も、最後まで残ったのが2×6工法の輸入住宅専門の2社でしたから、その時点で充填断熱になることは確定でした。

私たちには、充填断熱しか選択肢がなかったとも言えます。

ですので、断熱工法に並々ならぬこだわりをお持ちの施主様は、それぞれの断熱工法を前面にアピールしているHMさんから探されることをオススメします。

 海外の木造住宅は充填断熱が多い?

勿論、Ray家としても、きちんと充填断熱と輸入住宅について調べた上で、納得して選択しました。

というのも、現段階では、海外の木造の家は基本的に充填断熱が多いようなのです。

とっても寒い北欧の家も、広大な国土のため、温暖から寒冷まで様々な気候に及ぶアメリカやカナダでも、今のところ、木造の場合は充填断熱が標準のようです(勿論、断熱材の厚みや断熱材の種類の違いはありますが)。

で、単純な私は、日本に比べ、住宅文化で進んでいる欧米で充填断熱を用いているということなら、日本で建築する住宅も充填断熱で良いのでは?と考えたわけです。

あ、やっぱり安易ですね~(ノ´▽`*)b☆

勿論、先程書きましたように、ドイツのパッシブハウスのような高性能の省エネ基準が、いずれ世界標準になる時代が来るでしょうから、断熱工法の標準も変わっていくかもしれませんね。

我が家も、断熱材の厚みやW断熱について、海外基準に合わせることも考えましたが、なにせ低予算なので・・・・・

若干のこだわりとしては、2×6に断熱材の厚みをめいっぱい入れていただくようお願いしました(*^_^*)

ちなみに、Ray家は温暖な地域とは言い難い、寒冷な地方住まいです。

ゆえに断熱については、興味津々!

我が家で使用する断熱材などについては、いずれまた別の機会にまとめたいと思います。

家の断熱性は、壁のみを重視しても始まりません。

そのほかにも、屋根や基礎の断熱、サッシの性能も考える必要があります。

一番重要なのは、断熱材や断熱工法ではなく、開講口にあたるサッシが大事という意見もありますので、その点も含め、外張りと充填断熱の違いについては、そこまでこだわらなかったRay家なのでした。

最後までお読みいただきありがとうございます✩