サッシの材質と種類のあれこれ!快適な住まいのためにできること③

こんにちは。

本日も、お忙しい中ご訪問くださり、ありがとうございます✩

輸入住宅というと、どうしても外観やおしゃれさが気になるところですが、見た目だけじゃない!高性能なおうちで快適な毎日を!がモットーの我が家です。

というわけで、前回に引き続き、サッシについて熱く語りたいと思います!

窓は断熱!

さてさて、

①窓の形と開き方

②サッシ枠の部分の構造と性能

③ガラス部分の性能

で、サッシ全体の性能、気密性や断熱性が決まってくるようで。

前々回、①窓の形と開き方をお伝えしましたので、今回はサッシ枠について。

サッシの材質と種類

Ray調べによりますと、2018年現在、日本のサッシの種類は、

■アルミ

■樹脂

■木製

■アルミ樹脂複合

■アルミクラッド木製

に大別されます。

■アルミサッシ

アルミのサッシは、これまでの日本では至極一般的なサッシです。耐候性、耐火性に優れ、軽量で開閉がスムーズ、何より安価なことがメリットです。強度も高く、基本的にメンテナンス不要のようです。

一方で、断熱性が低く、結露しやすいのがデメリットです。

■樹脂サッシ

樹脂サッシは、断熱性・気密性に優れ、室内の結露がしづらくなるメリットがあります。樹脂そのものが熱を伝えづらい素材であるためです。また、加工性に優れており、サッシの形状や色等デザインが豊富です。気密性が高いため、遮音効果も期待できます。

一方で、アルミに比べて強度が低く、厚みで強度をます必要があるため、重量が増し、開閉の際に重さを感じることがあります。また、アルミに比べると紫外線に強くない傾向があるようです。よほど日差しの強い場所でなければ、神経質にならなくても大丈夫そうですが(個人的な見解なので保証はできかねます)。一般的に価格が高いことがデメリットと言えます。

■木製サッシ

木は、素材そのものが熱を伝えづらい素材であるため、断熱性に優れるとともに、デザイン性が高く、インテリアとコーディネートしやすいのがメリットです。一方で、定期的なメンテナンスが必要なことと、木製部の劣化のリスクがあること、価格が高いことがデメリットです。

いずれのデメリットも予算が許せば、解決できそうなので、予算のあるこだわり派の方にはオススメです。

■アルミ樹脂複合サッシ

室内側は樹脂、室外側はアルミのサッシです。

アルミの耐候性と強度、樹脂の気密性や断熱性を取り入れていますが、それぞれ単体のサッシに比べると、アルミ単一サッシより強度は低くなること、樹脂単一サッシより断熱性が低くなること等のデメリットがあります。

樹脂単一サッシよりは安価になることが多いようなので、それぞれの良さを取り入れたい方に向いています。

■アルミクラッド木製サッシ

室内側は木製、室外側はアルミのサッシです。

アルミの耐候性と強度、木製の断熱性や室内のインテリア性を求める方に向いていますが、それぞれ単体のサッシに比べると、アルミ単一サッシより強度は低くなること、木製単一サッシより断熱性が低くなること等のデメリットがあります。一方で耐候性の求められる室外側がアルミなので、木単一サッシよりはメンテナンスが楽になり、長寿命が期待できます。

ガラスの性能も忘れちゃいけません!

更に窓の性能に必須なのが、ガラス!

同一の厚みであれば、

単ガラス<ペアガラス<Low-E複層ガラス<トリプルガラス

の順で断熱性とお値段が高くなるようです。

また、ペアガラスやトリプルガラスのガラス間にアルゴンガスを注入すると更に断熱性が高まるとか。

こんな感じで、サッシそのものの素材や構造と、ガラスの組み合わせによって、サッシ全体の性能が決まります。

それぞれのメリットデメリットを踏まえた上で、次回はいろいろなサッシを比較してみたいと思います(*゚▽゚*)

最後までお読みいただき、ありがとうございました✩

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