こんにちは。
暑くなってきましたね！
四季折々の風景を楽しめるのが日本の良いところではありますが、夏蒸し暑く、冬寒いというのも事実。
快適な家づくりのため、予算の範囲内で、なんとか性能にもこだわりたいというのが、家づくり当初からの我が家の目標です。
そんなわけで、家づくりを散々勉強するうちに、高気密高断熱の家にしたい！という欲求が出てきて(*ﾟ▽ﾟ*)
断熱材については、過去に散々悩みました。
家の性能について調べるうちに、準防火地域に住まう我が家の悩み、防火サッシの問題が浮上し、私の頭の中はサッシ一色に。
というわけで、今回は、窓の形についての考察です。
窓の形あれこれ
我が家の建築予定地は準防火地域ですが、家全部のサッシを防火認定サッシにするわけではありません。
通常のサッシで良い部分もあるため、まずは、そこから調べることにしました。
サッシ難民のRay調べによりますと(笑)、家の開口部に付けられるサッシの性能は、
①窓の形と開き方
②サッシ枠の部分の構造と性能
③ガラス部分の性能
の総合で性能が決まるようです。
今回は、まず、サッシの開き方について。
■引き違い窓
日本古来からある、左右両方が引き違いで開口部になる窓です。様々なメーカーで生産しており、サイズも豊富で、最もポピュラーな窓です。横にスライドするので、居室からウッドデッキに続くサッシなどに用いると開放感が得られます。また、居室側へのスペースが必要ないので、デッドスペースを生じないというメリットがあります。
■片引き窓（スライダー窓）
引き違い窓とは異なり、片方は固定されていて、片方のみ開口可能な窓です。開口の自由度は減りますが、引違い窓に比べ、気密性が高いというメリットがあります。
■縦滑り出し窓
左右のいずれかを支点として、ドアを開閉するように開けます。窓枠にハンドルのついたプッシュアウトタイプと、居室側に回転式のハンドルのついたオペレーターハンドルタイプがあります。窓が外側に開き、網戸は内側になることが多く、一定の角度以上に開かないタイプや、一定の位置でロックをかけたりすることができるものもあるようです。窓が外側に開くので、風を受けやすく、居室内に風を通したい場合に向いています。網戸が内側なので、プッシュアウトタイプの滑り出し窓にした場合、居室内に虫が入り込む可能性がデメリットと言えるかもしれません。一方で、オペレーターハンドルタイプの滑り出し窓の場合、網戸を開かずに、外側の窓のみ開閉できるので、虫が室内に入り込むリスクは少なくなるかも。（←これ、私的にとっても重要です！）
■横滑り出し窓
縦滑り出し窓の横タイプです。
■上げ下げ窓
○ダブルハングウインドウ
上下両方が縦にスライドする窓です。開口時、壁の厚み内での開口で収まり、デッドスペースが生まれにくいのがメリットです。上・下、両方を同時にスライドさせて、上下に開口部を設けられるので、シングルハングウインドウに比べると通風に適しています。ダブルハングウインドウは、上下のサッシ両方を内倒しにして、外側の清掃をしやすくするなど、清掃性を考えられているものも多いようです。見た目がおしゃれで、輸入住宅や北欧系のおうちにも似合いますよね。
○シングルハングウインドウ
上げ下げ窓の下のみ、スライドして開口する窓です。
■内倒し窓・外倒し窓
窓の下辺を軸として内・外に窓を倒して開口します。
■回転窓
縦軸回転窓・横軸回転窓があります。サッシ中央部分の軸で、１８０°回転するので、居室にいながらにして、窓の外側の面をカンタンにお掃除できます。プッシュアウトタイプの滑り出し窓同様、窓を開けてから、網戸を閉める形になります。人気のスウェーデンハウスさんで見かけるのは、横軸回転窓ですね。
■ドレーキップ窓
内開き・内倒しの両方を兼ね備えた窓です。内側に大きく開くことができるので、居室にいながら外側の清掃が簡単で、内倒し窓として使用する場合、少しの隙間で開口が可能なので、換気性・防犯性も高い窓です。また、窓枠にピッタリ押し付けてクローズするため、気密性が高いことでも知られています。
■はめ殺し窓（FIX窓）
採光を目的とした、開閉できない窓のことです。開閉できないので、気密性・防犯性に優れますが、換気・通風できないので、設置するときは注意が必要です。
■その他の窓
○ヘーベシーベ
引き戸の一種で、ドイツ発祥の大型引き戸です。レバーハンドルを操作することで、引き戸が持ち上がってスライドします。引き戸にもかかわらず、気密性が非常に高く、大開口を得られるのが特徴です。リビング続きのウッドデッキや庭に続く開口部のサッシにぴったりです。
個人的には、上げ下げ窓と縦滑り出し窓の見た目が大好きなのですが、サッシとしての性能を調べるうちに気になったのが、ドレーキップとヘーベシーべです。
これらのサッシは、気密性がとっても高いそうで、いわゆる高気密高断熱のおうちには持ってこい♥
我が家でも、採用したいな～と考えているのですが、どうなることやら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✩