こんにちは。
Rayです。
本日も、お忙しい中ご訪問くださり、ありがとうございます✩
さてさて、先週末、早速ペレットストーブ屋さんに行ってまいりましたヽ(´▽`)/
本日は、私のハートを射抜いた全館暖房システムについて詳しく考察しますよ!!
ペレットストーブによる全館暖房は可能?
そもそもの始まりは、全館暖房できて省エネで、おしゃれな暖房設備はないのかしら~?という素朴な疑問から、だらだらとネットサーフィンしていて見つけたのが、イタリアのPIAZZETTAというペレットストーブブランドの特許、マルチフォーコシステムです。
ペレットストーブから吹き出る温風をダクトに通し、壁を隔てた別の部屋や、2階を温めるというシステムです。
とってもわかりやすいお店のサイトを見つけましたので、ご紹介させていただきます((//∇//))
いかがですか?
これなら、寒くなりがちなバスルームにダクトを配管すれば、極寒の冬も暖かな入浴タイムを過ごすことができそう✩
デザインも素敵で、鋳物の外観がおしゃれなペレットストーブ♡
または、階段下のデッドスペースに、インサートで組み込むのも、暖炉風で良いですよね~
我が家は、玄関脇に階段があるので、見た目的にイマイチですが、リビングイン階段にインサートのマルチフォーコのペレットストーブを設置するのも素敵だわ~
暖炉の見た目を再現するなら、部屋が狭くなること覚悟で、一部をふかし壁にして、その中にインサートタイプを入れちゃうとか、できるのかしら???
こんな感じで妄想が膨らみ、いてもたってもいられなくなって、速攻ペレットストーブ屋さんを検索、翌日にはお店に行ってまいりました!
店内に入ると、たくさんの薪ストーブやペレットストーブが展示されていて、近づくと、ほんわかと暖かな熱を感じることができます。
店内は大きな吹き抜けでしたが、全体がふわっと陽だまりのような暖かさ。
写真を撮りたかったのですが、小さな娘が、むやみやたらとストーブに手を伸ばすので、危なくて撮影どころではなく。
お話をお聞きするので、精一杯でした(^_^;)
写真がないのが、残念・・・・・
薪ストーブかペレットストーブか
薪ストーブは、電気を必要とせず、ペレットストーブ(一部を除く)は排気や送風のために、電気が必要となるようです。
電気がなくても暖を取れるという意味では、薪ストーブに軍配が上がりますね。
暖かさは、やはりペレットストーブよりは薪ストーブのほうが暖かいと言われました。
我が家は住宅街にあるので、初めからペレットストーブのみ検討していましたが、性能の良いアメリカ製の薪ストーブでしっかり施工すれば、ペレットストーブと同じくらい煙は気にならないそうです。
薪ストーブとペレットストーブの大きな違いは、
ペレットストーブ
・排気・送風のため電気を使用する
・排気にファンを利用する
→短い煙突でOKのため施工費が安価に済む
・熱源はペレットを使用
→不純物が少なく、煙や臭いが出にくいが、メンテナンス不良や、不純物の多いペレットを使用すると煙や臭いの元になることも。
・送風ファンによって温風を吹き出す暖かさ(ブランドや機種によって異なります)
薪ストーブ
・排気は電気を使わず、熱による上昇気流を利用する
→煙突に高さが求められるため、施工費が高くなる
・電気不使用
・熱源は薪を使用
→煙や臭いを気にする場合は不向き。密集した住宅地ではクレームになることも。
・温風は出ず、輻射熱で陽だまりのような暖かさを楽しめる
といったところでしょうか。
ペレットストーブの中でも、ライカ社のものは、筐体にソープストーンを利用して輻射熱を楽しめるという特徴があったり、PIAZZETTA社は強い温風ファンで足元から暖めることができるなど、ペレットストーブの文化が進んでいる欧州では、おしゃれで機能的なペレットストーブがたくさんあるようです。
渋々ペレットストーブを見に来た夫も、薪ストーブの前のソファに座って寛いでいましたヽ(´▽`)/
さてさて、これから、全館暖房の参考にされる方もいらっしゃるかもしれませんので、ペレットストーブ屋さん相談時の我が家の状況と、私の要望を整理しておきますと。
我が家の工事状況
・新築
・設計・契約・一部着工済(1階壁面まで)
・立地は市街地の住宅街・隣家の窓が近い
我が家(というか私)の要望
・全館暖房が希望
・バスルーム(我が家は3in1の欧米仕様)まで暖かくしたい
・ネットで見たマルチフォーコシステムに興味津々
それなりのイニシャルコストをかけて導入するなら、全館暖房を目標にしたい!という私のケチケチ根性から、全館暖房希望!として、相談してみました。
お店の方は、とってもフレンドリーな方でした。
テントとか張って、キャンプなのに凝ったお料理が作れそうな感じですヽ(´▽`)/)
ペレットストーブと薪ストーブの違いに始まり、私がマルチフォーコシステムの話をすると、
「良くみつけましたね~。かなりマイナーなのに」
とびっくりされていました。
なんでも、年末に近くの地域でマルチフォーコシステムを取り入れた家を施工したばかりとのこと。
そんなこんなで、親身にお話を聞いてくださったのですが、残念ながら、既に着工済みの我が家の場合、マルチフォーコシステムの導入は難しいそう。
ダクトを通して熱風を各部屋に分配するシステムなので、バームクーヘン状に巻かれた断熱材によって、配管がかなりの太さになるため、壁の中に収めるのは設計段階からマルチフォーコシステムを検討していないと、美しく収まらないそうで。
「壁や床下を通せないと、外側にジャバラが出ちゃうんですよ」とのことです。
おしゃれな暖かさを求めているのに、ぶっとい配管がチラ見えしては、オシャレ度が急降下ですよねぇ。
なるほどー。
そういうことなら、マルチフォーコは諦めるしかありませんな。
「だったら、1階の熱の周りの良さそうなところにペレットを置いて、2階の居室のドアを全部開けておくというのはどうですか?全体が暖まりますよ」
確かにそうすれば暖気が各部屋に回りますよね~!
ね~・・・・・んん??
と、ここで冷静になる私。
でも、それだと、熱源がペレットストーブでなきゃならない理由はないんじゃない???
例えば、リビングに設置する予定のエアコン(我が家はみんな暑がりなので、冷房としてエアコン必須です)を、寒冷地用とか、暖房力の高い性能のものにすれば、同じ効果にならないかしら?なんて思ったり。
そう、そもそもペレットストーブの導入を検討したのは、マルチフォーコシステムあればこそ。
こういう時こそ冷静にならなければ!
と思った矢先、夫が言いました。
「ペレットストーブ、良さそうだよね!結果、使わなくても、あるだけでカッコイイし!」
Σ(゚д゚lll)
まずい!マイホームフィーバー再びか!?
ちなみに、お店の人のお話では、「マルチフォーコではなく、普通に付けるだけなら、後付けも簡単ですよ~」とのことでした。
だったら、ゆっくりおうちができてから考えても良いかも~♫
ということで、今回は、ただの冷やかしのお客さんで帰ってきましたとさ(//∇//)
マルチフォーコシステム、ご興味のある方は、ぜひ設計段階から検討することをオススメしますヽ(´▽`)/
最後までお読みいただき、ありがとうございます✩