こんにちは。
Rayです。
家づくりを始めるとき、いろいろなことを考えました。
素敵なインテリアや室内の装飾や、外観の佇まい・・・・・・ほどなくプランニングが始まると、私の中で、想像(←妄想ともいう)の中でのシーンに、私や家族の生活している姿が鮮明に浮かぶようになりました。
できるだけ、思いついたことをノートに書き留めておくようにしていたのもこの頃です。
具体的なものだけではなく、おぼろげなイメージのようなものまで・・・・今見返してみると、よくわからーん!というものも多々ありますけれど。
家づくりとなると、どうしても、こんな風にしたいこんな装飾がしたい、というデザインや仕様の細かい希望ばかりが出てくるものですが、ライフスタイルを見据えたイメージ、とっても大切だと思います。
最後までブレない家づくり
家は3回建てないと満足いかないと言いますよね。
我が家は初めての家づくりですが、後悔しないように、情報収集と熟慮を重ねてきたつもりです。
といっても、まだ家は完成していませんが(笑)
完成後、住み始めてからの感想がどうなるかは、まだわかりませんが、これから建方が始まりますので、オプションの誘惑に負けないよう、方向性がブレないよう、自分を戒めるため、現段階での我が家のコンセプトと方向性について、まとめてみました。
目に見えない躯体こそ財産
強固な構造
東日本大震災を経験した私たちにとって、まず優先すべきは家族の安心安全です。
一時期は耐震ダンパーの設置も考えました。
参考記事
輸入住宅で制震ダンパー~住宅の安心と安全 地震について考える~
インテリアや内装は、後からDIYやリフォーム、リノベーションで手を加えることも可能ですし、後から追加工事を依頼することもできます。
ですが、構造の部分だけは、後からどうにかすることは難しいですし、たとえできたとしても、多大な労力と費用がかかります。
なにより、娘が生まれ、この子のために快適な家を、と思ったのがマイホーム取得の動機でしたから、娘を家族を守れる家でなければ意味がないですしね。
高気密高断熱 快適な生活をするために
家づくりの検討を始めてから、まず思ったのは、実家の快適とはかけ離れた環境です。
悪い見本と言ったら、実家の両親に申し訳ないのですが、古い家なので仕方ないですね。
夏は陽が沈んだあとも2階が暑いし、冬は廊下やお風呂場が寒くって。
間取りも細かく仕切られて使い勝手が悪く、その代わり暖房効率は良いかと思いきや、すきま風で寒くて仕方ないという。
今の家はそんなことはないと言いますが、これからのエコに対する取り組みや、省エネ基準は間違いなく進むでしょうし、気密性や断熱性はできるだけ上げておきたいと思いました。
詳細はこちら
おしゃれなだけじゃない快適な家づくりのために~断熱の考察Part.1~
おしゃれなだけじゃない快適な家づくりのために?断熱の考察Part.2?
また、間取りについても、流行りに乗らず、できるだけ普遍的なデザインにしたいと考えました。
この点では、昔からデザインや間取りがあまり変わらない輸入住宅を選んだことで、あまり深く考えずに済み、良かったかなと思っています。
詳細はこちら
後悔しないハウスメーカー選び!Ray家の苦肉の選択、その結果は・・・・・
設備について
キッチンやバスルーム、エアコン、給湯器等々、各種設備は家本体よりも寿命が短いですよね。
しかも、高性能なものが続々と販売される分野でもあります。
ですので、我が家では、入れ替えやリフォームをすることになったとき、できるだけ効率的で、かつメンテナンスが楽になるようなものを選ぶことにしました。
全部が全部このコンセプトに合うように選ぶことはできませんでしたが、例えば、AとBで迷うな~、なんて時には、入れ替えとメンテナンスが簡単かどうかを、選択基準にしました。
良い例が、実家のエアコンなんですが、その時の流行りとかで、天井埋め込み式のエアコンを勧められ、使い倒したのは良かったものの、壊れてエアコンの入れ替えを検討した時には、同タイプのものが生産されておらず。
結局、実家のダイニングとリビングには壊れたエアコンと新しいエアコンがそれぞれ設置されているという、情けない見た目に。
実際、実家のことがなかったら、日頃見た目最優先の私は、別の選択をしていたかもしれません。
反面教師の実家よ、ありがとう!
永く愛し共に成長する我が家を目指して
残念なことではありますが、我が家にはお金がほとんどありません(´・_・`)
家づくりの予算をほぼ住宅ローンに頼っています。
収入についても、今後、劇的に上がる可能性はまずありません。下がるリスクはありますけどね(;д;)
ですので、イニシャルコストを抑えたいという希望はもちろんですが、できるだけランニングコストを抑えたいという希望もありました。
そのために、できるだけ、「家族と共に成長する家=経年変化を楽しめる家=取り替えやリフォームが最低限で済む家」というコンセプトで家づくりを進めることに。
具体的には、経年変化の楽しめる部分には、無垢のフローリング、ドライウォールを取り入れ、数年で交換すると割り切っているものに関しては、後付けのもので対応することで、長年使うものに初期投資する一方で、短期で交換するものは区別して割り切り、こだわりつつも、コストパフォーマンスに優れた家を造ることにしたのです。
これまでの経緯はこちら
フローリングの種類~無垢材と複合フローリングの考察:傷は味で凹みは想い出~
内壁もメンテナンス重視なRay家 珪藻土の塗り壁!?ドライウォールって!?
ということで、そのうち我が家のコンセプトに沿って取り入れた設備の詳細、キッチンや家電も含め、ご紹介できたらいいなぁと思っています(*’U`*)
長くなりましたので、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます✩